戸田さんの紹介された
小倉昌男さんの著書を読んでいます。
私は戸田さんのネットセミナーに参加する
余裕がありません。が、毎回紹介してくださる
先人たちの生き様にいつも共感しています。
そして、次から次へと先人たちを紹介してくださる
戸田さんのパワーにも感心しています。
私は、その人々の著書を図書館から借りては
知恵を仕入れています。
「先人たちのことばがこんなに心に効果のあるものとは」と
うれしくなることしきりです。
戸田さんは40〜50代に生涯の計画をうまくされたから
60代の現在、このような時間がとれるけれども
普通はそううまくはいかないわよ!
とひがみっぽく考えることもありますが
なにしろ私は戸田さんよりちょうど10年分若いので
10年早く知恵をいただいた、得したなという気分を
大事にしてがんばりたいな、といつも思っています。
小倉昌男さんのことをはじめて知りました。
小倉さんが福祉の世界に身を投じておられることも
驚きでした。それで、まず、ヤマト宅急便の経営学より
むしろ福祉の世界での
「経営」の考え方の著書から読みはじめました。
というのは私自身、
そんなに「かせぐ」ということは大事なんだろうか
という疑問に答えが見いだせないでいるからです。
この歳でいったいいくらの稼ぎがあれば
心豊かになれるんだろうか、という疑問です。
答えは人によって、価値観によって、情況によって
グルグル変わるので
凡人は足元から抜けだせずに
同じ場所でグルグルもだえるばかりになってしまいます。
この人一人の考え方についていけばすべてが大丈夫!
というようなオンリーワンの人に巡り会えば
これに越したことはないのでしょうが
身につける服だって
季節、時と場所を選んで最低でも4〜5着は必要なのだから
考え方だって10や20の使い分けが必要なのかもしれません。
そういうことから考えると、戸田さんが
「こんな考え方をしてる人がいますよ、しかも50年も前に」
「それについては、こんな人がいますよ、どうですか」
「あなたの悩んでいることは、皆が学問として探求していて、
とても奥が深いことですよ。恥ずかしがることはないですよ」と
勇気づけてくれたり励ましてくださったりします。
知恵の使い方を教わっているという気もします。