その案いただきっ!(村山鑑恵)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

2008年10月

朝、府中を出発して夜帰宅まで、実に18,000歩と、
夫の万歩計が表示していました。
元気があまっている小学生でもなく、
登山やハイキングでもないのに、この数字。
レインボーブリッジを歩いたことや、
未来館でぐるり見学した成果が
この数字に現れていると感じました。

朝の集合で戸田さんが皆さんに尋ねました。
「未来館に行かれたことのある方は?」
ボランティア経験者のお一人以外、
皆さん初めてだとおっしゃいます。
あんなに凝った展示をし続けて、
世界中から毎年、要人も訪れている、
「あの未来館」をどうして知らないんだろう、という
軽い驚きが私にはありました。

未来館のオープンは2001年、8年前です。
我が家の子育ての時期とちょうど重なります。
子供に新しいもの、科学に触れさせたいと
年に数回、幾度となく訪れました。

でも、もし私が子育てをすることがなかったら
おにぎり作り水筒さげて未来館を訪ねたでしょうか。
ジャズクラブでバーボン片手に
大人の夜を過ごすことの誘惑に勝てたでしょうか。
そう考えると
展示物に興味を持つように子供に噛み砕いて解説をし、
「ワ〜!キャ〜!、ほらこれみて!」と
自分からおもしろがって、
夢中になって得をしたのは、
親の私自身だったようにも思えます。
時として、子育ては焦りを感じることもありますが、
一生懸命に取り組んでいることは
無駄にはならないのですね。

子供に導かれて通った未来館やその周辺を
大人同士で探索、心が元気になります。

レインボーブリッジサウスルートからは、
フジテレビ前の海浜公園が見えました。
夏に海水浴のニュースが流れる浜辺では、
トライアスロン選手権東京湾大会が
催されていました。

都会の海だけど、生きている海、
きっと江戸前の魚たちも
ここで暮らしているんだな、と感じました。


日曜日、「ゆりかもめ」と「水上バス」そして、
「自分の足」をおおいに使い東京散歩をしてきました。

私の初企画、
”ゆりかもめ”と”水上バス”による東京探訪セミナーです。

参加者とは一色も二色も違う見え方と、体験ができました。

戸田さんからは、
楽しみながら案内してください、と
おっしゃっていただいていました。

でも前日に、コースをシミュレーションするうちに
広告の撮影で
ロケ地に出発する前日のような気分になってきました。

企画(お誘い)の文面に間違いはなかっただろうか、
集合時間や場所の確認、
雨が降ったら…、風が強かったら…、迷子の方がでたら…、
私はいいコースだと自信があるけれど、
みなさんにとってはどうだろうか…?
レインボーブリッジは轟音がすごいらしいけれど、大丈夫だろうか…
ヴィーナスフォートは、ミーハーすぎてへんじゃないだろうか、
グルメの方々に、イタリアンビュッフェは気に入ってもらえるだろうか
未来館のアシモ君を喜んでもらえるだろうか。
宇宙空間の居住棟セットに関心をもってもらえるだろうか、
人体模型や海底探査船「しんかい」はどうかな…、
考えるほど、チェックポイントが次々と浮かんできます。

久しぶりの未来館、ヴィーナスフォート、水上バス、
お花畑、楽しみだわ〜、
土曜の夜は、遠足前の気分で眠りにつきました。



さて、探訪セミナーのタイアップ広告も最終回です。
なにせ、明日がその当日ですから。
広告の世界では、このような掲載方法を
記事広といい、頻繁に使われます。
最近の女性誌なども、通販雑誌と変わらなくなってますね。
雑誌まるごと、各ページに
ブランドの名前がデカデカと入って記事広告ですね。

新聞では片隅に「広告ページ」と小さく書かれています。
ひとつの商品にずいぶん肩入れしてるなぁ、と思いつつ
うっかり読み進めていると、最後に
「通常1つ10,000円のところ、
今回は3つで10,000円」と書かれていて
ハッと気がつくこともあります。

話しが大きくそれましたが、
「ゆりかもめと水上バスで東京の水辺を楽しむ」ツァーをご提案した時、
ある方から、このようなメールをいただきました。

その方は、あいにくご参加いただけない、ということでした。
そのかわり、東京に行く予定があったので、
私がご提案した場所に少し行かれたそうです。
そして、とってもいいコースですね、と伝えてくださり、私も自信がつきました。

フジテレビやお台場というと、
ミーハー的なおしゃれさだけと受け取られかねませんが、
この場所の良さは
そんな限られたエリアのことではありません。
外の見えない地下鉄ではなく、
水で地域どうしがつながっています。
浅草からお台場、そしてず〜っとはるか、横浜、その先まで
続いていることを実感させてくれるから
いいのだと思っています。

また、、副都心というように、
見本市会場あり、科学の最高峰があり温泉があり、
はては、飛行場までも近い、
無国籍、クロスオーバーなところがいいのです。

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★いよいよ明日!★ [ご一緒に大人の社会科見学]
10月26日(日) ”ゆりかもめ”と”水上バス”による東京探訪
日本科学未来館を体感しよう。
お申し込みは、戸田ゼミスケジュールをご覧ください。

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今回も26日のただゼミ(戸田ゼミ)のお話です。
新橋からゆりかもめに乗って芝浦埠頭駅に行きます。
そこからレインボーブリッジを渡ります。
15分くらいで渡れるそうなので、
一度は体験しておこうと、計画に組み入れました。
騒音や風がスゴいらしいです。
東京湾の上空55mを歩くんですから、そうでしょうね。
私は帽子が飛ばないように、
首にゴムつけておこうと思います。

ここ臨海副都心は、
今では、アーバンリゾートとして
完全に息を吹き返しています。
青島幸男前都知事が世界都市博覧会を中止した、
ちょうど12年前ですが、
とっても閑散としていましたよね。

私の育った博多は臨海の街です。
海のむこうは、朝鮮の釜山、
海上ジェット“ビートル”で3時間弱です。

博多の街には、
志賀島(しかのしま)という細い半島が
都心のすぐそばに突き出ています。
都心から小型の船に乗って
「ちょっとウォーターフロントデート」ができます。

生活に海の波や風を感じるのは当たり前
という生活をしていた者としては、
東京の街中のように
どっちをむいたら海の方角か、
東西南北もよく分からない都会は
不安になることがあります。

海側、山側、と方角を指させるような場所がいいですね。
山側は無理でも、せめて、
海のそば、海が広がる風景はホッと出来ます。

水上バスで東京湾を自由に散歩できると知った時の
喜びようは半端ではありませんでした。
構えた「お出かけ」ではなく、
サンダル感覚のウォーターフロントを
味わえたらな、と今週末が楽しみです。

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★いよいよ今週末!★ [ご一緒に大人の社会科見学]
10月26日(日) ”ゆりかもめ”と”水上バス”による東京探訪
日本科学未来館を体感しよう。
お申し込みは、戸田ゼミスケジュールをご覧ください。

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今週末26日に、日本科学未来館にまいります。
天気は下り坂のようですが、
お天気知らずの戸田ゼミ(ただゼミコース)です。
見るものふれるものを、参加者のみんなで共有したいと思います。
だんだんご希望の方が増えていきそうで、とっても楽しみです。
そうそう、今からの申し込みも、大丈夫です。

さて、こんな企画をたてた折しも
タイムリーに、4名もの科学者が
ノーベル賞を受賞なさいました。
日本科学未来館は、
それらのことを学ぶためのメッカのようなところです。
聖地といってもいいです。(言い過ぎ?)
下調べをしていましたら、
国営にしては対応が素早いです。
すでに、ノーベル賞受賞の研究について
詳細な展示がなされているそうです。
未来館の「おすすめコース」(ホットトピックコース)に紹介されています。

今回の受賞研究だけでなく、
今までの研究の展示もあります。
科学が経済を動かしている実態にも
想いを馳せることができますね。

さて、未来館が主な目的地ですが、
大好きなファッションブティックがたくさん並ぶ
ビーナスフォートに行くのも、実はもっと楽しみです。

今回はご案内の任務があるので、
「わ〜すてき!この服ほしい!!」と
夢中になるわけにはいきません。

ビーナスフォート内は外と遮断され、
イタリアの街を再現しています。
朝の光から夜の月明かりまで、照明が変化します。
そんな遊び心と旅心にスイッチオンできるので、
ロマンチックです。
ビュッフェ形式のお手頃ヨーロッパランチをいただきながら
おしゃべりできればな、と思っています。

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企画★ ご一緒に大人の社会科見学!
10月26日(日) ”ゆりかもめ”と”水上バス”による東京探訪
日本科学未来館を体感しよう。
詳しくは、戸田ゼミスケジュールをご覧ください。

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