朝、府中を出発して夜帰宅まで、実に18,000歩と、
夫の万歩計が表示していました。
元気があまっている小学生でもなく、
登山やハイキングでもないのに、この数字。
レインボーブリッジを歩いたことや、
未来館でぐるり見学した成果が
この数字に現れていると感じました。
朝の集合で戸田さんが皆さんに尋ねました。
「未来館に行かれたことのある方は?」
ボランティア経験者のお一人以外、
皆さん初めてだとおっしゃいます。
あんなに凝った展示をし続けて、
世界中から毎年、要人も訪れている、
「あの未来館」をどうして知らないんだろう、という
軽い驚きが私にはありました。
未来館のオープンは2001年、8年前です。
我が家の子育ての時期とちょうど重なります。
子供に新しいもの、科学に触れさせたいと
年に数回、幾度となく訪れました。
でも、もし私が子育てをすることがなかったら
おにぎり作り水筒さげて未来館を訪ねたでしょうか。
ジャズクラブでバーボン片手に
大人の夜を過ごすことの誘惑に勝てたでしょうか。
そう考えると
展示物に興味を持つように子供に噛み砕いて解説をし、
「ワ〜!キャ〜!、ほらこれみて!」と
自分からおもしろがって、
夢中になって得をしたのは、
親の私自身だったようにも思えます。
時として、子育ては焦りを感じることもありますが、
一生懸命に取り組んでいることは
無駄にはならないのですね。
子供に導かれて通った未来館やその周辺を
大人同士で探索、心が元気になります。
レインボーブリッジサウスルートからは、
フジテレビ前の海浜公園が見えました。
夏に海水浴のニュースが流れる浜辺では、
トライアスロン選手権東京湾大会が
催されていました。
都会の海だけど、生きている海、
きっと江戸前の魚たちも
ここで暮らしているんだな、と感じました。